LT企業紹介 詳細情報
平井工業株式会社
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超精密平面研削制度のHIP異質金属接合金型
平井工業は、あらゆる金属の高精密研削を主として、平面・平行・真直度・真円度・同芯度など様々な研削を行う。ダイ・リップの鏡面加工には50年という実績を持ち、平面研磨はミクロン単位での研磨が可能。また、HIP(熱間等方圧加圧)処理製品は、フィルム成形Tダイ、塗工ダイ、ペレット造粒金型、YGノズル等々を製造してきたが、新たにHIP合金ロールの試作品が完成した。合金ロールの特徴は、高硬度・耐食性に優れ、グラビアロールには最適である。
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研削加工とHIP合金金型のパイオニア
同社は、精密研削・研磨専門企業として平面研削・内径研削・円筒研削などの各種研削加工や鏡面仕上、五面加工、スーパーフィニッシュなど、あらゆる加工、特に大型品が得意として手掛けている。また、加工材質は金属・非鉄金属(SUS・ アルミ・チタン・石・CFRP・超硬・他)・脆性材・セラミックス・焼結・溶射、MMC・石英ガラスなど、様々な素材での加工に対応する。
同社がAMPI等支援機関を活用し、約30年前から積極的に技術開発に取り組むHIP処理製品は、より精度を高めた超精密研削技術分野への挑戦を続けている。その中で生まれた「HIP LIP」は、メヤニを三分の一に減少させ、電池等エネルギー分野や、フィルム製造業界において大いに注目されている。
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超精密平面研削加工を生かしたHIP製品
同社が約30年前に出合ったHIP合金は、国内においてもニッチな分野である。
従来、協力会社としてHIP合金の機械・研削加工を行ってきたが、国・県・市・AMPI各種団体等々の支援を受け、従来の金型をHIP合金接合した自社製品の製品化を順次進めている。
また、2017年には(公財)新技術開発財団から二度目の助成を受け、HIP合金金型の特許取得など超精密部門へさらに力を入れる。
現在、HIP製品における特許はTダイ、塗工ダイ、ストレンドダイ、ノッチロール・YGノズルや、HIP合金と表面処理の複合処理特許HIPダイと、その製造方法において日本を始め中国・韓国・台湾等国際特許を取得している。これを受け、今後は海外への拡販も目指すとしている。
超精密平面研削盤 恒温室研削加工
企業プロフィール
事業所名 (カタカナ) |
平井工業株式会社 (ヒライコウギョウ) |
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代表者名 | 代表取締役社長 平井 雅人(ヒライ マサト) |
本社所在地 | 〒660-0802 尼崎市長洲中通2-2-6 |
本社電話番号 | 06-6488-4351 |
本社FAX番号 | 06-6488-4355 |
創業年月 | 昭和23年(1948年)4月 |
設立年月 | 昭和30年(1955年)5月 |
資本金 | 2,000万円 |
従業員数 | 30 名 |
ホームページURL | http://www.hiraken.com/ |
問い合わせ先メールアドレス | hiraikougyo@hiraken.com |
その他 関連URL、アドレス等 | LT支援実績 https://lt.ampi.or.jp/shien_case/7824/ |
業種 (具体的な内容) |
製造業 |
主要製品 | ・精密機器部品製作(小物から超大物まで)・大型ロール、長尺シャフト研削 ・機械ベッド、テーブル、コラム、リップ研削・平面研削加工 ・内径研削加工 ・円筒研削加工 ・センターレス研削 ・鏡面仕上げ ・グラインディング加工 ・スーパーフィニッシュ ・五面加工 ・マシニングセンター |
主要設備 | 門型平面研削盤 五面加工機 信頼の測定装置 [本社工場] 門型平面研削盤 平面研削盤×2 超精密平面研削盤 NC平面研削盤 平面研削盤 ロール研削盤 グラインディングセンター 表面粗度計 マイクロスコープ [次屋工場] 門型平面研削盤(コブルグ・ドイツ) 門型平面研削盤(アシアスレーベン・ドイツ) 門型平面研削盤(住友重機) 平面研削盤(岡本) 平面研削盤(丸福) 円筒研削盤 五面加工機 NCフライス 三次元測定器 表面粗時計 |
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平井工業株式会社
専務取締役
平井 昌夫(ヒライ マサオ)氏