阪神南リーディングテクノロジー
（ＬＴ）

　中野製作所は、樹脂・プラスチックの加工と製造を行うプロフェッショナル集団だ。
　ＣＮＣ旋盤、マシニングセンタ、ホブ盤、ＵＶプリンター、３Ｄプリンター、ＣＡＤソフト、各種検査機器など豊富な設備力を武器に、卓越した技術力でクライアントからの樹脂加工に関するあらゆる要望に応えている。

　同社では、図面の作成をはじめ、旋盤、マシニング、ギヤ加工など、樹脂・プラスチックのあるゆる加工に関して、すべて社内で対応している。
　同社は、樹脂製品の試作業をメインとしているため加工実績が非常に豊富で、どんな製品を作りたいのか、必要な強度や品質・性能などをヒアリングすれば、ほぼクライアントが要求する品質通りの製品が製造できるという。
　また、ＵＶプリンターやレーザー加工機といった設備も備えており、多彩な立体素材へのダイレクトプリントも可能で、オリジナルの記念品やノベルティグッズ、工業パーツへの加飾などがスピーディーに行えるとしている。
　近年では、試作だけでなく量産品への対応など、クライアントのニーズに応えた多種多様なサービス展開を行っている。

　同社は、先代社長時代に鉄工所で、現代表の戸井氏へ引き継ぐ際、樹脂加工へシフトチェンジしたのだという。
　同氏が未経験の分野で試行錯誤を重ね、現在の「中野製作所クオリティ」を構築した。
　そのクオリティを進化させ、更なるＱＣＤ改善を求めるため、ＡＭＰＩ等連携支援機関を活用し、社内教育を含めた様々な取り組みを行っている。
　また、樹脂加工のノウハウを活かして、同社では近年、Ｂ ｔｏ Ｃのオリジナルブランド「トイクラフト」事業を展開した。
　トイクラフト事業においても、実用新案や特許申請、意匠・商標登録、販路拡大など、技術支援機関との連携を今まで以上に深めて活用していくとしている。