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LT企業紹介|阪神南リーディングテクノロジー実用化支援事業

LT企業紹介

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髙丸工業株式会社

多品種少量生産の中小企業へ最適なロボットシステムをご提案

  • 産業用ロボットシステム設計・製作、ロボットシステムインテグレータ

     髙丸工業は、産業用ロボットシステムメーカーだ。同業者の多くは、ロボットメーカーの系列会社であるのに対し、同社は数少ない独立系のシステムメーカーである。ロボット業界の内情を熟知しており、各メーカーのロボットを客観的な評価ができる特異なロボットシステムインテグレータとして多くの注目を集める。

  • ロボットシステムの提案からロボット従事者の育成まで

     同社は、長年ロボットメーカーの協力会社として、様々なロボットシステムを設計製作してきた。その経験を活かしハンドリング・溶接・塗装・研磨・加工など、仕事内容に最適なロボットを多くのメーカーから選択、システムの自動化を提案している。
     同社最大の特徴は、ロボットシステムインテグレータとして提案を行うだけでなく、操作指導、安全教育を行う教育施設を併設していることだ。各メーカーのロボットが備えられた施設では、ロボットスクール実施のほか、FS事業としてロボット導入実証事業も行い、ロボット補助金では数あるSIerの中で全国最多の採択数を誇る。
     また、若い世代への啓蒙活動として実施する「高校生のロボットセミナー」で「ものづくり日本大賞特別賞」を受賞している。

  • 中小企業に、ロボットによる自動化支援を目指す

     同社は、中小企業でのロボット導入には、クリアすべき問題があるとしている。元来、ロボットは多品種少量生産を機械化するために開発され、中小企業のような多品種少量生産でこそ真価を発揮するが、投資額が大きいのに加え、使いこなす人材がいない点だ。
     そこで、同社はロボットオペレータを育成するため、2007年に先述の教育施設を開設。2018年には東京都大田区に「RTC東京」を開設した。
     また、中小企業経営者が投資効果を理解していないことがロボットの普及を妨げている。人とロボットの作業方法は異なるため、ロボットに適した方法に変更する提案や、FS事業を利用し経営者への理解を進めている。
     同社代表の髙丸氏は「中小企業への導入と海外工場や食品工場での受注を増やし、将来的にはロボット業界のリーダー的存在を目指す」と話す。

400M×50Mの広大な工場内

400M×50Mの広大な工場内

企業プロフィール

事業所名
(カタカナ)
髙丸工業株式会社
(タカマルコウギョウ)
代表者名 代表取締役 髙丸 正(タカマル タダシ)
本社所在地 〒662-0925 西宮市朝凪町1-50 JFE西宮工場内
本社電話番号 0798-38-9200
本社FAX番号 0798-38-1919
創業年月 昭和38年(1963年)
設立年月 昭和42年(1967年)5月
資本金 8,500万円
従業員数 29 名
ホームページURL https://www.takamaru.com/
問い合わせ先メールアドレス info@takamaru.com
その他 関連URL、アドレス等 株式会社ロボットテクニカルセンター https://www.robotec-center.com
業種
(具体的な内容)
生産用機械器具製造業
企画構想、設計製作、オペレート、メンテナンスまでロボット導入に関わる全てを一貫して行い、ユーザーのニーズに最適なロボットシステムを提供することができる
兵庫と東京のロボットセンターでの実機による導入前テスト実施
産業用ロボット安全特別教育の実施
主要製品 ロボット及びロボット周辺機器製造、自動溶接装置(マニピューレーター、専用溶接治具、溶接ポジショナー)、
運搬機器(天井クレーン、コンベアー)
主要設備 ・CADシステム
・溶接機
・組立定盤
・検査定盤
・受電設備(300KVA)
・旋盤
・フライス盤
・ラジアルボール盤

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髙丸工業株式会社
代表取締役
髙丸 正(タカマル タダシ)氏