LT企業紹介 詳細情報
日本クーラー株式会社
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特長ある熱処理と抽伸加工技術の融合で製品を製造
日本クーラーは、創業以来独自のアルミ抽伸加工技術を蓄積。
アルミ素材の延伸特性を最大限に活かした抽伸加工により、外径2・6ミリの精密細管から大口径の異形管まで製作する。四輪車の熱交換器、二輪車用フロントフォーク、航空機の熱交換器用管材、金属バットなど幅広い分野へ納入している。 -
「高品質な素材」に「業界№1の抽伸技術」を融合
抽伸(冷間引抜)加工は、外径を決める「ダイス」と内径を決める「プラグ」といわれる金型の間に素材管を通し、管の外径・肉厚を冷間で引き落とすことで高品質なアルミニウム合金管を製造する技術である。
同社は、「ジュラルミン系高強度管」及びアルミニウム合金軟質系の「細径管」を、世界最高水準の品質を誇るUACJ押出加工製の素管を使用し抽伸加工を行っている。製品の化学成分・機械的性質はJIS H4080のアルミニウム合金管規格に適合し、寸法公差はJIS規格よりも厳しい公差で製造することが可能だとしている。また、これらを実現するために、特長ある設備として焼入炉を保有し、焼入れ後の管に極曲がりを発生させず、その後の抽伸で寸法精度の良い加工が可能だという。 -
品質と納期で顧客に貢献し 従業員満足度を向上
同社は、高品質素材メーカーである株式会社UACJ押出加工とのつながりが強く、手に入りにくい品質の素管が入手できることを強みとしている。特にジュラルミン系材質の2014・7075や、UACJ押出加工だけが製造可能という防食クラッド管も入手可能だという。
強度と寸法精度・防食性で、高性能を要求されるアルミニウム合金管を、熱処理(軟化、焼入れ、焼戻処理)、抽伸(引抜時の断面減少度合)の組み合わせで実現し、高度な技術知識と豊かな経験を保有する技術スタッフが、顧客の要求仕様に合わせた市販では手に入らない製品を供給する。
これらを武器に、昭和16年の創業から積み上げた設備と技術・経験を引き継ぐ従業員を大切にし、顧客満足度の最大化を目指すとしている。
製品事例
企業プロフィール
事業所名 (カタカナ) |
日本クーラー株式会社 (ニホンクーラー) |
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代表者名 | 代表取締役 紀平 利夫(キヒラ トシオ) |
本社所在地 | 〒663-8243 兵庫県西宮市津門大箇町3-21 |
本社電話番号 | 0798-33-0513 |
本社FAX番号 | 0798-35-7845 |
創業年月 | 昭和16年(1941年)8月 |
設立年月 | 昭和16年(1941年)8月 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 43 名 |
ホームページURL | http://nihon-cooler.ecnet.jp/ |
問い合わせ先メールアドレス | products@nihon-cooler.ecnet.jp |
その他 関連URL、アドレス等 | (UACJ押出加工) http://uex.uacj-group.com/ LT支援実績 https://lt.ampi.or.jp/shien_case/7833/ |
業種 (具体的な内容) |
非鉄金属加工業 ジュラルミンに代表されるアルミニウム合金素材から、熱処理技術と抽伸加工を組み合わせることで、 高強度で真円度と外内径公差及び表面粗度に優れたアルミニウム合金管を製造します。 ていねいなものづくりで顧客満足度の最大化を目指す事業を展開しています。 |
主要製品 | 2輪自動車フロントフォーク用部品(ピストンロッド、シリンダー) 4輪自動車熱交換機用配管 航空機エンジン用熱交換機に使用される細径薄肉管 公式野球金属バット用超々ジュラルミン製素材管 |
主要設備 | 1.抽伸機(一般抽伸機、テーパー管用抽伸機、段付抽伸機)15台 2.電気軟化炉 2台 3. 連続式電気焼入炉 1台 4.口付 6台 5.矯正機 5台 6.洗浄機 2台 7.引張試験機、硬度計、表面粗さ計 各1台 |
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日本クーラー株式会社
代表取締役
紀平 利夫(キヒラ トシオ)氏