阪神南リーディングテクノロジー
（ＬＴ）

　ＳＹＳ・ヨシダは、鋳造用各種機械・装置、窯業用各種機械・装置、また各種搬送装置などを中心に、設計から製作・組立・試運転・据付設置工事に至るまで、一貫して行う老舗産業機械製造メーカーだ。
　自動化・省力化を実現し、更に安全性と耐久性の確立においてもユーザーのニーズに応える。

　同社は、設計から製作据付工事まで一貫した技術を有し、とりわけ自動化・省力化・省エネルギー対策などの関連分野に豊富な経験を持つ。
　また、テーブル幅３メートル、長さ１０メートルのセンタースイング付き５面加工機を保有し、大型の機械加工の内作化を実現している。より精度の高い部材の供給や納期の短縮などで、効果を表している。
　同社のクライアントは、一部上場企業から町工場まで、様々なユーザーへ納入実績があり、多様なニーズに対応可能である。
　目的・用途・性能・耐久性を考え、設備環境・設備内容に応じたユーザーの求める設計・製作を行っているという。

同社は、昭和２年の創業から９０年以上の歴史を積み重ねる。過去に同社が製作した案件数は、合計で数千件にも及ぶという。
　現在は、ベテランの社員に加え、２０代・３０代の若いスタッフが多くなったというが、柔軟な発想を持つ若い力と、同社の過去９０年の経験値と製作実績をもとに、新技術・新製品につながる新しいアイディアが生まれることを期待しているという。
　また、同社代表の吉田氏は、「ものづくりを通して、永続的に社会貢献できる企業を目指して日々精進し、１００年、１５０年と継続していけたらと思っています」と話す。